ネオキャップビムラー矯正について
ネオキャップビムラー矯正については、こちらの動画をご覧下さい。
NEO-CAP & Bimler system(ネオキャップビムラーシステム)

このシステムでは、お子さんの歯を抜歯したり、『Neo-Cap』という取り外しのできない装置と、『ビムラー』という取り外しのできる2つの装置を併用するだけで、最後まで矯正治療することができます。
『Neo-Cap』を入れることにより、広くなった口の中で、舌は動きやすくなり、そして力が強くなっていきます。
その力で歯並びも頬側に広がり始め、頬の力もついていき、自然に舌圧と頬圧との力のバランスの良い位置に歯が移動していきます。
一方、『ビムラー』は、夜間のみ装着します。『ビムラー』を使用することで、歯並びや顎の成長が自然に改善され、より自然な歯並びや噛み合わせ、顔貌にしていくのがこの矯正治療の最大の特徴です。
『ビムラー』は、上下の歯並びを一緒に治療していくことができるため、上顎と下顎をバランスよく治療することが可能です。
ネオキャップビムラーシステムは、ワイヤー(ブラケット)をつけたりすることもなく、お子さんの噛む力を育て、歯並びを整える治療法です。
Neo-Cap.Systemの特徴

- 夜、口の中に入れるだけの装置
- 小さなお子さんでも痛くなく使用できる
- 抜歯を前提としない
- 虫歯になりにくい
- 後戻りが少ない
- 歯とアゴを一緒に治していく
- 上顎と下顎のバランスがきれいになる
- 指しゃぶりなど癖が治ってしまう
- ブラケット矯正よりも安価
Neo-Cap.Systemの欠点
装着しないと効果が出ない(口に入れておかないと治らない)
治療の進み具合は、個人差や使用頻度による差が確実にあります。
「使い続けないと治らない。」これが一番の欠点です。
そして、そこをクリアできれば、あとは待つのみです。
治療期間

目安として、約4年かかります
小児矯正の場合、基本的に乳歯がすべて永久歯に生え変わるまでは、経過観察も含めて、何らかのアプローチが必要になります。また、Neo-Cap.Systemの特徴として、ゆっくりと確実に、あごの成長を利用しながら治療していくため、時間がかかります。
しかしながら、毎日夜間だけ、『ビムラー』を入れることで改善していき、後戻りが少ない治療法ですので、後戻り防止の特別な保定装置も必要ありません。
歯並び、呼吸、姿勢、他歯列矯正との違いなど、ご不明な点はお気軽にお尋ね下さい